勉強部屋では一度で合格される方や、他の対策講座で勉強して合格できなくて勉強部屋で合格されたか方や、何度挑戦しても合格できない方がおられます。
なかなか合格できない受験生から、勉強方法が間違っているのか?、どうやって勉強したらいいのか?という不安の声も聞きます。
そこで、私なりの考え方をいくつか書いて見ました。
一般論的な書き方になっていますが、会員の方へは、個別に対応しますので、質問や相談があればお問合せください。
相談員試験の攻略は、過去問対策が最重要
この試験は基本的な知識と、特殊な試験問題に対する過去問対策で合格できるというのが基本的な考え方です。そして、過去問対策がしっかりできていれば同じような問題が出題されるため、過去問ができるのであれば大丈夫なはずです。勉強部屋の過去問対策だけで合格した猛者もいます。
1.過去の合格ラインとの比較
過去の非公表合格ラインを独自に調べて推定公表しているのですが、そこからどれだけ離れているか。いつもぎりぎり5点以内ぐらいなのか、10点ぐらいなのか、それ以上なのか?を確認してください。
紙一重の場合は、運としかいえない場合があります。なかなか余裕を持って合格するのは難しいです。合格しても、合格ラインから5点以内、せいぜいプラス10点以内が多いです。それ以外の合格者はプラス20点などずば抜けることがありますが、たいていはぎりぎり合格です。
2.難易度と正答率との比較
勉強部屋の解説では、難易度的なものを示しています。
これは正解してほしい、これは当て物なので確立半分、これは難しい意地悪問題なのでスルーなど。
正誤問題であれば、最後に迷った2つで間違っているのか、穴埋め問題であれば、2択までは選べているのか。そして、確実にとってほしい問題が取れているかどうか。
このとってほしい問題は過去何度も出題されていたり基本的な問題であったりするので、本来は取れているはずが取れていないとなると、過去問対策ができていると思っているが、表面的な解答を覚えているだけで、実は理解ができていない場合もあります。
3.勉強部屋の過去問の勉強方法が間違ってないか
過去問の勉強法が丸暗記になっていないか?
勉強部屋の解説では、各問題について、なぜその解答になるのかを、正解になる理由、不正解になる理由、解答候補になる理由、知らなくても日本語解釈で正解できる理由、難易度の高いものは勘でいい理由、意地悪問題なので無視する理由、などを解説しています。それを理解できてこそ過去問対策ができていることになるので、そのような理解をしているのか確認してください。多少時間が必要なのは仕方がありません。
さらに、過去問解説の中では、その問題に関連するポイントもあわせて解説していますので、過去問を勉強するだけでなく、関連する新たなポイントを学習すれば、少し変化球になっても正解できる可能性が高くなります。
4.特殊な相談員試験問題への対応ができているか
対策講座などに参加されている場合は、基本的な知識はあるはずですが、それが意地悪問題の多い試験用に応用できているか?という面です。基本知識があっても、意地悪試験問題に対応できることにはならないので、この試験問題への応用力は勉強部屋の解説の中でコツのようなヒントをいろいろ出しています。公の団体主催ではなく個人主催の対策講座ですので、ほかの講座にないぶっちゃけた解説ができていると思います。リンクも直接みれるので、文字ではなく映像としてイメージしながら記憶に残すことを目標にしています。
過去の解説のまとめ版があるので、それを読み返しながら、そのとおりに学習できてたか確認してください。
5.目標得点率はそんなに高くはない
私の考えでは、中盤の民法から割販法までのメインともいえる問題は目標5割、そのほかの正誤問題はもう少し上、穴埋め問題は7-8割、簡単な穴埋め問題は9-10割というバランスでOKだと思っているので、うまくバランスよく得点できているか確認してください。こう考えると、なんだかいけそうな気がしませんか?
現職の受験生の方へ
現職無資格相談員でなかなか合格できない受験生は少なくありません。いまだに合格できない場合もあれば、勉強部屋の対策が功を奏して念願の合格を手にされた受験生も多くいます。現職は実務を経験しているので圧倒的に有利です。ただ、試験への応用ができていないだけです。職場で嫌味を言われるのも気分が悪いです。うっとおしい試験ですので、今回で終わらせるつもりで取り組みましょう。
また、現職有資格者の再受験組の不合格者では、択一は高得点なのに、論文試験で不合格だったという報告を結構聞いています。
特に、現職有資格のベテラン相談員が新試験不合格で恥ずかしい思いをしています。論文対策ができていないことが要因だと考えられます。ベテランになればなるほど、論文試験はきついと思います。勉強部屋では、論文添削も含めて、きちんと論文対策をしています。