「正誤(×を選択)」にくらべて、「穴埋め問題」のほうが難易度は低くなっていますが、合格ラインも上昇してしまうので、どうなの?というところです。 平成22年度試験から平成30年度試験までの「穴埋め問題」と「正誤(×を選択)」の出題比率をまとめてみました。 平成28年度からの新試験では、出題数が200→180問に減少し、単純正誤問題の復活や5肢2択の新しいパターンも出現しました

穴埋め問題の比率は

  • 『29年度以降28%、28年度36%、27年度47.5%、26年度70%、25年度35%、24年度52.5%、24年度沖縄45%、23年度41%、22年度40%』 となっており、だいたい4~5割というところですが、新試験になってからは単純正誤問題が新たに設定されたので、その分、穴埋め問題の比率が少なくなっています。29年以降は穴埋め問題は28%でした。
  • 平成26年度のみ穴埋め問題が異常に多く、難易度が下がったため、結果として合格ラインが10点ほど上がってしまいました。ただし、予想通り、27年度には元に戻り、合格ラインも以前と同様になりました。
  • 「民法」「消費者契約法」「特定商取引法」「割賦販売法」の大問4つは通常穴埋めはありませんが、新試験制度になってからパターンが変わりました。

2019年度試験(新試験制度4年目)※本試験・再試験とも同じ割合

データ 選択穴埋 正誤 総計 正誤内訳 正誤(×選択) 正誤(○×) 5肢2択
データの個数 / 問題数 8 15 23 8 6 1
合計 / 問題数 50 130 180 69 51 10
問題数の割合(%) 28% 72% 100% 38% 28% 6%
※正誤問題中の割合(%) 53% 39% 8%

問題16の「電気通信事業法・電子消費者契約法・割賦販売法」が「正誤(×選択)」から「正誤(○×) 」になったため割合が変わっています(難易度が少し下がったことになります)

平成30年度試験(新試験制度3年目)

データ 選択穴埋 正誤 総計 正誤内訳 正誤(×選択) 正誤(○×) 5肢2択
データの個数 / 問題数 8 15 23 9 5 1
合計 / 問題数 50 130 180 78 42 10
問題数の割合(%) 28% 72% 100% 43% 23% 6%
※正誤問題中の割合(%) 60% 32% 8%

平成29年度試験(新試験制度2年目)

データ 選択穴埋 正誤 総計 正誤内訳 正誤(×選択) 正誤(○×) 5肢2択
データの個数 / 問題数 8 14 22 8 5 1
合計 / 問題数 50 130 180 76 49 5
問題数の割合(%) 28% 72% 42% 27% 3%
※正誤問題中の割合(%) 58% 38% 4%

平成28年度試験(新試験制度1年目)

データ 選択穴埋 正誤 総計 正誤内訳 正誤(×選択) 正誤(○×) 5肢2択
データの個数 / 問題数 11 14 25 8 4 2
合計 / 問題数 65 115 180 76 34 5
問題数の割合(%) 36% 64% 42% 19% 3%
※正誤問題中の割合(%) 66% 30% 4%

平成27年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 12 10 22
合計 / 問題数 95 105 200
問題数の割合(%) 47.5 52.5 100

平成26年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 16 6 22
合計 / 問題数 140 60 200
問題数の割合(%) 70 60 100

平成25年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 8 14 22
合計 / 問題数 70 130 200
問題数の割合(%) 35 65 100

平成24年度試験

本試験問題

データ 正誤(×選択) 選択穴埋 総計
データの個数 / 問題数 12 10 22
合計 / 問題数 105 95 200
問題数の割合(%) 52.5 47.5 100

沖縄会場問題(台風による延期で再試験)

データ 正誤(×選択) 選択穴埋 総計
データの個数 / 問題数 10 12 22
合計 / 問題数 90 110 200
問題数の割合(%) 45 55 100

平成23年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 9 13 22
合計 / 問題数 82 118 200
問題数の割合(%) 41 59 100

平成22年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 正誤のみ 総計
データの個数 / 問題数 10 13 3 26
合計 / 問題数 100 125 25 250
問題数の割合(%) 40 50 10 100