初めての消費生活相談員の募集に応募するにあたり、いろいろわからなくて困っております

勉強部屋2016で相談のあった質問の回答と採用試験体験談をまとめました

  • 初めての消費生活相談員の募集に応募するにあたり、いろいろわからなくて困っております
  • 現職からの採用試験体験談【2016年度分】

初めての消費生活相談員の募集に応募するにあたり、いろいろわからなくて困っております

  1. どこのセンターに応募したらいいのか
  2. 消費生活相談員の募集センター
  3. 複数センターへの応募
  4. 採用面接について

質問(1)どこのセンターに応募したらいいのか

どのセンターも募集締め切りが近く、どこに応募したらいいのか混乱しています。
自宅から通いやすいところを第一志望としたいのですが、それ以外の遠くのセンターの募集のが早い日程で募集が閉め切られます。
センターの求人は今月を逃すと、来年の今頃迄、当分ないのでしょうか?
それなら、とにかくたくさん応募をして、早く決まったところに就職するのほうがいいでしょうか?
資格試験に受かったばかりで、実務経験がありません。
採用には不利と管理人さんの解説も読み、とにかく不安です。

回答

  • キャリアのない合格者が希望した消費者センターに就職することができるのは、人材が圧倒的に不足している地方を除けば、きわめて低い確率です。まずは、通える範囲で就職して、キャリアを積んで、本命を目指したらいいと思います。
  • 相談員は「雇い止め」があります。1年契約の非常勤採用で3~5年というのが一般的です。中には、正式職員として採用されたり、雇い止めがない臨時職員というのもあります。市町村の方針次第です。また、行政の採用でないパターンもあります。
  • まず、候補になるセンターをピックアップして、現場を見たり、訪問したり、調査をする。通えるところであれば、希望よりも、早く就職を決めることに集中する。タイミングよく、すぐに応募してということになる可能性もあります。就職後は同じ都道府県内で人脈を作っておく。県単位で会議や研修・勉強会などがありますので。とにかく、未経験から経験者になっておく。1箇所3年でも勤めれば現場が分かります。その後、希望するセンターに応募したらいいと思います。ただし、そこも雇い止めがあれば長期間在籍することはできません。キャリアを積んでいく中で、雇い止めのないところを探す手もあります。

質問(2)消費生活相談員の募集センター

消費生活相談員の募集は、国民生活センターのHPにある、各地のセンターの募集だけなのでしょうか?
センター以外でもあるのでしょうか?
もしあれば、どういったところで探したらいいでしょうか?

回答

  • 相談員は毎年募集があるわけではなく、欠員が生じたときのみ募集があります。
  • 行政が募集する場合は原則自治体のHPで公募されます。国センの「各地の相談員の募集」にもリンクされますが、されない場合もあります。
    http://www.kokusen.go.jp/shikaku/s_saiyou.html
  • 行政以外が募集する形態として、消費者協会などに業務委託している場合があります。私がいた神戸市や横浜市や札幌市などもそうです。それぞれの団体によって募集形態が違います。就職して定年まで仕事ができる場合もあります。内々での募集の場合が多いので直接問い合わせることになります。
  • 必ずしも相談業務につくわけではなく、啓発業務を担当する場合もあります。
  • これらの状況をご自身で調べてください。基本は国センに「全国の消費生活センター等」としてリンクがあるので、勤務条件等を確認してください。
    http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
  • 私がいつもアドバイスしているのは、直接、気になる消費者センターを訪問して、募集があるか、などの情報を収集したらいいと思います。私が現職のときも、よく直接問い合わせがありました。
  • 雇い止めがあるということは、現職相談員と競争になるわけですので、1人募集のときは、難しいと思います。しかし、採用されなかったのは、能力がないのではなくて枠がないだけの場合があるので、空きが出たときやなどに声をかけてもらえることもあります。また、啓発の仕事やアルバイトしないかという誘いもあります。その場合は翌年の採用試験を受けるのに有利になります。
  • 都道府県によっては人材バンクに登録する制度もあります。
  • 都道府県を総括する消費者センターに採用状況を問い合わせることも有効です。ある市で不採用でも、他の市で空きがあるからと、声がかかった相談員もいます。
  • 私の知っているところで、突如として3-4人の大量募集があったことがあります。たまたま退職や雇い止めが重なる場合です。新人相談員ばかりになって大変だったそうです。
  • 4月採用の場合は、すでに欠員が出ていることが分かっているので、ちょうど今の時期になります。以後、募集がない場合や突然欠員が出る場合などです。年度途中でも欠員募集があります。給料が安すぎて応募が少ない場合もありますし、年中募集しているセンターは何か問題があるのではないかと思う人もいるようです。
  • 過去に、ある大きなセンターで啓発のアルバイトをしていたけど、不採用だった人から報告がありましたが、経験者を優先させただけで、次点なので本人に問題はないと言われたそうです。

質問(3)複数センターへの応募

数カ所のセンターに応募した場合、
もし仮に、(私にはあり得ませんが)希望のところが決まる前に第二.第三希望が決まってしまった場合、
それでも第一希望を受けたい場合、どうしたらいいでしょうか?

回答

  • 募集時期が重なった場合に、複数応募はかまわないと思いますが、1番に採用されたところに就職するのが仁義です。他のセンターに合格したからと、後で辞退した場合は、そんなうわさはすぐに広まります。もしそうなら、事前に本命の話を通して了解してもらったほうがいいと思います。

質問(4)採用面接について

採用側によってちがうとは思いますが、面接ではどういった事を聞かれるのでしょうか?
どういった勉強や準備をしておくといいでしょうか?
2次面接でかなり答えられなくて、落ち込みました。
よく合格したなと思いました。
そのため、現在、面接に不安を感じています。
実務経験がないので、準備出来る勉強をしっかりして望みたいと思います。
アドバイスして頂ける事があれば、どうぞ宜しくお願い致します。

回答

  • 応募要項をいろいろ見ると分かるのですが、センターごとに異なっていて、当日に論文(作文・長めの自己PR)がある、応募時に論文がある、面接のみ、というパターンです。
  • 論文といっても、「どんな相談員になりたいか?」というような簡単なテーマのことが多いです。
  • 論文と面接で何を見られるかというのは、あくまでも想像ですが、相談員としての能力は当然ですが、知識よりも、コミュニケーション力を問われます。相談者や事業者だけでなく、同僚相談員や行政職員とのコミュニケーションは大事です。知識は後でついてきますし、法律以外のトラブルのほうが多いので、現場で鍛えられるしかないですので。
  • プラス面を出せたらいいのですが、なかなか難しいので、マイナス面を見せないことがポイントです。2次試験のような感じですね。反論せず、素直に意見を聞き入れる気持ちが必要です。
  • 人間関係でとらぶらないと思われることが大事です。
  • 同じレベル同士で競合した場合は、情熱や前キャリアの仕事などの要素もアピールしてください。

現職からの採用試験体験談【2016年度分】

私の場合ですが、専門相談員試験に合格してすぐに採用試験を受けました。
ちょうど1月くらいが国センのHPに掲載されるピークなのでタイミングは良かったです。
数か所を受けて、運よく第一希望のセンターに採用されたのでそこに決めました。
私は未経験でしたが、センターがどのような人を採用したいかに依るので、(未経験だから・・・)と思わず面接で色々アピールすればよいと思います。

規模の大きいセンターによってはベテランよりも、比較的年齢が若い人で(といっても40代)、1から育てる方針のところもあるようですし、逆に1人体制のセンターであれば、即戦力としてベテランで落ち着いた相談員を採用したいケースもあります。
また、面接の中で、先輩相談員と上手くコミュニケーションがとれそうな人かどうか見ていることも考えられます。

それから実際に相談を受けてみると、事業者よりも相談者の方に問題があるケースもあります。
過剰要求もありますので、その際どのように対応するかが悩ましいところです。
採用試験は圧迫面接気味でしたが、その時にどのような対応をするのかチェックされたようです。私は企業で苦情処理の経験があったことが幸いして採用になったのだと思います。
企業でなくても、日常でも(例えばPTAの役員など)経験をアピールしていくとよいと思います。

 

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