試験ではない通常の論文や新聞記事などで数字や出典元を出すのは説得力を高めるので非常に有効です。

しかし、試験で資料なしに書くとなると、なかなか正確に覚えていないですよね。間違ったときに減点されるのは痛いです。

また、法律の制定年や施行年を書くのも間違っていた場合に減点されるともったいないです。書かないといけないということではありませんし。

したがって、勉強部屋では、できるだけ統計データや数字などは使わないような書き方をおすすめしています。

実際に数字をどこまでチェックされるのかはわかりません。採点者がその数字やデータが正確か間違っているかを覚えているだろうか?覚えていないのなら、いちいちネットで調べて確認するだろうか?という疑問も残ります。もしかすると、数字はスルーされたりするかも。もしくは、統計データを引用したという事実だけで評価が上がるのかも。など、想像に過ぎません。

そういう採点基準は公表されていないのでわかりません。私も論文添削で統計数字をいちいち確認まではしていません。

ということで、論文の採点は5点単位です。減点があれば少なくとも5点になります。55点の不合格者の報告も聞きますので5点が大きな分かれ目になるのかもしれません。

数字がなくても論文はかけますので、つまらないことで間違って減点されるより、内容で評価されるように練習することをおすすめします。