30年度 問題23 環境問題〔地球温暖化・再生可能エネルギー〕(選択穴埋)その1(一般公開中)

23. 次の文章の[ ]に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

地球環境問題の一つである地球温暖化に一番大きな影響を及ぼしているのは、二酸化炭素等温室効果ガスの排出量の増加である。環境省の「平成29 年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」によると、2014(平成26)年の統計で、エネルギーの使用による二酸化炭素の排出量の最も大きい国は、[ ア ]である。

こうした二酸化炭素の排出量を抑制するための政策手法には、規制的手法と、市場制度を利用する[ イ ]と呼ばれるものがある。[ イ ]の代表的なものとして、環境税や排出量取引制度があげられる。

2016(平成28)年度の日本のエネルギー自給率は約[ ウ ]である。今後は、「再生可能エネルギー」の一層の活用も注目されている。再生可能エネルギー特別措置法では、太陽光発電や[ エ ]等の再生可能エネルギーで発電した電気に関し[ オ ]制度を採用している。

【語群】
1. 日本 2. 排出量直接規制 3. 固定価格買取 4. 波力発電 5. スマートグリッド 6. 経済的手法 7. バイオマス発電 8. 26% 9. アメリカ 10. 16% 11. 中国 12. コージェネレーション 13. インド 14. 8%

解説

旧試験では環境問題の難易度の差は分野で大きく異なり、地球温暖化などの会議関係は難しかったり、数字が出てきたりしていました。しかし、新試験になってからは、前半の正誤×選択の混合分野に少し出題されるほか、最後の方に5個の穴埋問題が出題されるというパターンに落ち着いたようです。新試験からは、この穴埋問題は比較的易しく満点を狙える得点源になるのでしっかり対応しましょう。

出題される分野は、今はリサイクルがらみの法律がメインになっています。また、地球温暖化に絡む会議や温暖化の目標数値なども確認しておく必要がありますので、過去問を確認しておきましょう。

2年連続リサイクルが続きました。今回は問題5⑦の正誤×選択にリサイクル関係の法律が入ってます。今回の穴埋めはリサイクルに似ていますが再生可能エネルギーの一般論です。常識力で正解できますが、数字が出てきているのできつい問題もあります。

  • 30年度 問題23 環境問題・地球温暖化・再生可能エネルギー ※4問以上/5問中
  • 29年度 問題22 環境問題・容器包装リサイクル法 ※4問以上/5問中
  • 28年度 問題23 環境問題・家電リサイクル法 ※5問/5問中

難易度(A易、B普通、C難) 目標:4問以上/5問中

  • ア 地球温暖化・二酸化炭素排出量の統計 B
  • イ 地球温暖化・二酸化炭素排出の抑制手段 A
  • ウ 再生可能エネルギー・日本のエネルギー自給率 BC
  • エ 再生可能エネルギー・再生可能エネルギー特別措置法の対象 AB
  • オ 再生可能エネルギー・再生可能エネルギー特別措置法の制度 A