30年度 問題21 金融商品・個人型確定拠出年金(iDeCo)(選択穴埋)その1(一般公開中)
21. 次の文章の[ ]に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。
個人型確定拠出年金(iDeCo)は[ ア ]の一つで、2017(平成29)年1月より加入範囲が拡大され、自営業者等だけでなく、企業年金加入者、私学年金加入者、国民年金第3号被保険者等を含め、基本的に20 歳以上[ イ ]歳未満のすべての者が加入できるようになった。iDeCo では、運営管理する金融機関が提示する運用商品(預貯金、保険商品、投資信託、信託等)の中から加入者自身が選択し、拠出した掛金の運用結果については[ ウ ]が責任を負う。運用商品は金融機関によって異なり、その中には元本保証でないものが含まれる。iDeCo では、掛金の[ エ ]が所得控除となり、運用益は[ オ ]である。また、受取り時の税制優遇措置等のメリットがあるが、原則、[ イ ]歳になるまで引き出せず、加入時の手数料や口座を維持するための手数料等がかかる点に留意が必要である。
【語群】
1. 私的年金 2.非課税 3.55 4.公的年金 5.60 6. 全額 7.一部 8.加入者自身 9.課税対象 10.65 11. 金融機関
解説
新試験になってからの新しい金融商品のパターンの問題です。正誤×選択でも解説しましたが、新試験になってから個別の具体的な金融商品についての5問の穴埋め問題が出題されています。これまでの出題形式は正誤×選択であったり穴埋であったりバラバラでしたが、問題数が減少した中で、金融商品については主に法律関係が正誤×選択12問と今回の個別の金融商品の穴埋5問の形になり、3年続いていますので。今後も、この出題パターンになると思います。
難易度としては易しいので、5問中4問以上の正解を目指してください。穴埋めなので暗記していなくても一般常識力や想像力をフル稼働させましょう。また、選択肢の数が一定していませんので、多い時はケアレスミスで落とすようなことがないようにうまく整理してください。
- 30年度 問題20(選択穴埋)5〔 iDeCo 〕※選択肢11個
- 29年度 問題20(選択穴埋)5〔投資信託〕※選択肢14個
- 28年度 問題25(選択穴埋)5〔ファンド〕※選択肢10個
今回のテーマである「個人型確定拠出年金(iDeCo)」は、ちょっとした老後のための年金投資に興味がある人ならなんとなく知っているのではないでしょうか。最近ではあまり宣伝は見かけませんが、登場した当初は結構目につく機会が多かったと思います。どんな商品かということが、ざっくりと知っていれば問題なく正解できたと思います。