21.次の文章の[ ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

債券の利率(表面利率)とは、毎年受け取る利子の額面金額に対する割合であり、債券発行時の市場の金利水準や発行体の[ ア ]等に応じて決められる。一般に、発行体の[ ア ]が低いほど利率は高くなる。

これに対して、債券の利回り(年利回り)とは、利子や資本利得(キャピタル・ゲイン)も含めた年間収益の投資金額に対する割合であり、例えば、表面利率4%の債券を100 万円分購入して、5年間保有して売却した際、売却金額が105 万円だった場合、年利回りは[ イ ]となる。もし、売却金額が95万円だった場合、年利回りは[ ウ ]となる。

債券の価格は、市場の金利動向によって日々変動する。金利が上昇すれば、債券価格は[ エ ]し、債券の利回りは[ オ ]。

【語群】
1. 交渉力 2. 3% 3. 信用力 4. 下落 5. 4% 6. 上昇 7. 高まる 8. 変わらない 9. 5% 10. 低下する

解説・ポイント

  • 金融商品の分類のようですが、債権の利回りは経済分野で学ぶので「経済問題」にしています。
  • 債権の一般的な知識が少し必要な問題もあります。
  • 債権にはいくつかの種類があります。国が発行するものを「国債」、地方自治体が発行するのを「地方債」。会社が発行するのを「社債」といいます。
  • 債権の利回り関係ですが、一種の金融商品として考えると、わかりやすいかなと思います。
  • あとは、計算問題が入ってます。為替の問題でも計算問題が出るときがありますが、紙に書きながら考えると難しくはないです。
  • 穴埋めですので語群をうまく分類しましょう。

難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中(★頻出☆重要実務)