28年度試験の報告コメント(8人分)

  1. 建物無料点検で200万円の耐震工事
  2. サプリメントのマルチ商法
  3. 大学生のエステ契約
  4. 高齢者への布団の訪問販売
  5. 一人暮らしの高齢者が大量の健康食品や高級布団
  6. 高齢者への磁気の健康器具
  7. エステの中途解約
  8. 貴金属の訪問購入

①建物無料点検で200万円の耐震工事

二次試験:合格
【二次試験の概要】
Q1:志望動機は?
Q2:これまで、消費者行政や消費者相談に関連する仕事に従事したことがあるか?
Q3:消費者からの苦情処理になぜ行政がかかわるのか? 企業の消費者相談窓口と消費者が直接やればよいではないか?、現実には直接消費者と企業のお客様相談窓口との間でやり取りされている割合が非常に多いはずであるが、行政がかかわる意味はなんなのか?
Q4:あなたが、消費生活相談員になったら、どのように、相談対応するか?消費者や事業者にどのように対応するのか?
(ここからが事例問題)
Q5:建物の点検を無料でしていると業者からの申し出があったので、点検してもらったら、「こんな状態では、地震が来たらすぐに壊れてしまう、すぐに耐震補強をしなければいけない」といわれて、200万円という高額の工事費用の契約をしてしまった。という相談を受けたら?
A5:訪問販売に該当するのでクーリングオフ可能かどうか契約の日時等を確認します。法律で定められた書面を受け取ってから8日以内であればクーリングオフ可能です。
Q6:業者の書面に不備があったり、書面を受け取っていない場合はどうなりますか?
Q7:クーリングオフできる期間内に、既に業者が資材等を購入して搬入している場合は?
Q8:クーリングオフ以外では?
A8:建物の構造上、地震ですぐに壊れるような状態ではなかったとしたら、不実告知で取消しが検討できる・・
Q9:それ以外で、業者の行為で法律上問題あるところはないですか?
A9:販売目的を隠して、点検と称して、訪問販売をした行為・・
Q10:相談者が、「自分から契約したものだし、いまさら契約を解除するというのは、ちょっと業者側にも申し訳ないのだけれど・・・」という感じで相談されたら?
A10:(ちょっと回答に困りましたが)他の業者にも見積りをとって、差が大きいようであれば、値引き交渉等をしてみては?というような一般的な助言ができるのではないかと思います。・・・
(ここで事例問題は終わり)
Q11:最近、消費者問題で気になることは?
A11:消費者契約法や特商法が改正され、今後施行される予定となっています・・・
Q12:どのような改正が行われていますか、消費者にとってどうなりますか?
A12:過量販売が電話勧誘にも適用される・・・など、消費者をより保護する方向に改正されていると思います。
C13:法律がどんどん改正されるのでキャッチアップしていくのが大変ですよね。   (終り)

【続きを読むには会員登録が必要です。会員登録後に「ログイン」してください】