28年度の「穴埋め問題」の比率は「36%」でした。
最も難関である「正誤(×を選択)」の比率は「42%」でした。

【参考(穴埋め問題の割合)】
27年度47.5%、26年度70%、25年度35%、24年度52.5%、24年度沖縄45%、23年度41%、22年度40%

平成28年度試験

データ 選択穴埋 正誤まとめ 総計 正誤(×選択) 正誤(○×) 5肢2択
データの個数 / 問題数 11 14 25 8 4 2
合計 / 問題数 65 115 180 76 34 5
問題数の割合(%) 36% 64% 42% 19% 3%
正誤の中での内訳 66% 30% 4%

感想

選択穴埋が36%ですので、これだけで見ると平成25年度と同じですね。ただし、正誤(×選択)の選択穴埋めが減って、今回、新規に増えた「正誤(○×)」「5肢2択」に3分の1が振り分けられています。したがって、少し難易度は下がっているのではと思います。ただし、振り分けられた3分の1は決して易しいというわけではないと思います。しかも、問題数が200個⇒180個に減少しているので、時間的な余裕もあったと思います。

「穴埋め問題」と「正誤(×を選択)」の出題比率(22~27年度分)

これまでに説明してきたように、「穴埋め問題」のほうが難易度は低くなっていますが、合格ラインも上昇してしまうので、どうなの?というところです。

平成22年度試験から平成27年度試験までの「穴埋め問題」と「正誤(×を選択)」の出題比率をまとめてみました。

穴埋め問題の比率は
  • 『27年度47.5%、26年度70%、25年度35%、24年度52.5%、24年度沖縄45%、23年度41%、22年度40%』
    となっており、だいたい4~5割というところです。
  • 平成26年度のみ穴埋め問題が異常に多く、難易度が下がったため、結果として合格ラインが10点ほど上してしまいました。ただし、予想通り、27年度には元に戻り、合格ラインも以前と同様になりました。
  • ただし、「民法」「消費者契約法」「特定商取引法」「割賦販売法」の大問4つは通常穴埋めはありません。

平成27年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 12 10 22
合計 / 問題数 95 105 200

平成26年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 16 6 22
合計 / 問題数 140 60 200

平成25年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 8 14 22
合計 / 問題数 70 130 200

平成24年度試験

本試験問題
データ 正誤(×選択) 選択穴埋 総計
データの個数 / 問題数 12 10 22
合計 / 問題数 105 95 200

 

沖縄会場問題(台風による延期で再試験)
データ 正誤(×選択) 選択穴埋 総計
データの個数 / 問題数 10 12 22
合計 / 問題数 90 110 200

平成23年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 総計
データの個数 / 問題数 9 13 22
合計 / 問題数 82 118 200

平成22年度試験

データ 選択穴埋 正誤(×選択) 正誤のみ 総計
データの個数 / 問題数 10 13 3 26
合計 / 問題数 100 125 25 250