問題8はクリーニングに関する正誤問題です。 22年度の解説から抜粋 問題8はクリーニングに関する正誤問題が10問出題されています。 同じ分野の問題が2問づつ出題されています。 ①②クリーニング業法 ③④表示 ⑤⑥クリーニング方法 ⑦⑧試験方法 ⑨⑩クリーニング事故賠償基準 クリーニングの苦情は消費生活センターでは定番のものとなっており必須知識です。 試験問題は、実務的な問題も多く、現場にいなければ答えることができないので厳しいかもしれません。 知識だけでクリアするのは難しい面もありますがポイントとなる部分は押さえておきたいです。 ポイント ・クリーニング業法 ・平成16年のクリーニング業法の改正 ・クリーニング事故賠償基準 ・家庭用品品質表示法(洗濯絵表示) ・クリーニング方法(ランドリー、ドライクリーニング、ウェットクリーニング) ・事故原因の追究のための試験(JIS)と評価法のおおまかなもの(特に染色堅ろう度という言葉は実務上でも頻出) 23年度のクリーニングの問題の分類分け ①②クリーニング業法 ③④表示(家庭用品品質表示法) ⑤⑥⑦クリーニング方法 ⑧繊維の基礎知識 ⑨⑩クリーニング事故賠償基準 ということで基本的には同じ傾向です。したがって勉強方法も同じになります。 ただし、22年度の⑦⑧や23年度の⑧などは少し繊維の基礎知識が必要な問題です。 繊維の基礎知識はTES(繊維製品品質管理士)という資格試験に必要な知識に網羅されており、繊維や服飾系の大学のカリキュラムの中にあるようなものであると考えていただくと分かると思います。 常識力では正解を導き出せないかもしれませんので、ほかの問題で取りこぼしがないようにしてください。 といいつつも、今回のクリーニングの問題は少し難易度が高いと思われます。5割以上の正解を目指しましょう。 クリーニングに関する問題はレベルに差が出ると思われます。 現場経験の豊富な方が断然有利です。 22年度の問題解説も必ずチェックしておいてください。 クリーニング その1、その2、その3、その4、その5、その6