経済用語に関する問題は毎年出題されています。
基本的な問題ですが、思考のわなにはまってしまうと頭がごちゃごちゃになって時間だけが経過します。
私も何度も思考のわなに陥ったことがあります。
アドバイザー試験の経済問題はかなり専門的な問題もあり難易度が高いですが、相談員試験の難易度はそれほど高くありません。
普通に6割~7割の平均点レベルはとれますが、高得点を狙うのであれば、基本的な専門用語の勉強をしていたほうがいいです。
まあ、過去問を数年間分やれば、同じような問題が出題されていることがわかります。
それでも、お金の計算になると本番で悩む場面が出てきます。
特に、日本と外国の価格差や為替レート、購買力平価の問題は混乱するときがあります。
選択肢は2択に近く、低い・高い、増加する・減少する、など1つ間違えるともう1つも間違ってしまうというわなもあります。

ただし、具体的な価格の需要供給的な話が多いので、一般常識でかなり答えを導き出すことのできるものが多いです。
専門用語も知らなくてもなんとなくイメージできるものが多くなっています。
気をつけなければならないことは、語群の中で類似な言葉があるので、あわてて選択せず、使った言葉やそれの反対語を消しながら、分かっているのに間違った選択をしないようにすることです。

また、分からなかったり、自信がなかったり、迷ったりした問題は、とりあえず答えを決めておいて、後から再チェックの印をつけておいたらいいと思います。
答えを決めておくというのは、見直しの時間がなくなる可能性があるから、無回答を避けるという意味です。

例年の経済問題は、低得点にはならないですが高得点にもならないという平均正答率ですが、25年度の経済用語の問題は価格差を計算するような問題はなく、一般常識的な考えで解答できるものが多かったので、難易度は低く易しい問題でした。8-9割以上はとりたいところです。