今回の添削の重要ポイント
今回の論文添削は、一般の受験生や論文を書いたことがない人には、陥りがちな罠について、とても参考になります。
厳しい評価になっていますが、応募者にとっては、択一試験で高得点を出していても、論文で不合格という悲しい結果になることを、試験前に知ることができたので大きい意味があると思います。本番まで論文練習をしてください。再提出でもかまいませんし、応募者が少ない場合は論文添削の再チャレンジも可能です。
消費者行政問題選択のリスク
論文は「消費者行政問題」と「法律問題」から選択することになりますが、一般の受験生が「消費者行政問題」を選択した場合のリスクが今回の論文添削で如実に反映されています。消費者行政の現場がよく分からない場合は、論点違いの論文になってしまうというリスクがありますので、法律問題を選択するほうが優先されるかもしれません。ただし、法律問題は正確に書く必要があります。消費者行政問題は論点さえずれていなければ、適当に書いても何とかなります。
消費者行政問題は資格を持っていない現職相談員のための救済問題と私は思っています。
論文添削の趣旨
- 論文添削は私の専門ではありませんので、あくまでも私の視点から添削したものです。したがって、これが正解というものでもありませんし、それは違うのではという指摘もあると思います。
- 私が心がけているのは、読みやすく、きれいな論文形式と、論理的な論文構成です。そして、原則として、元の提出論文をできるだけ尊重しています。
- 自分が書いた論文と同じ内容を他人が書いたらどうなるのかを比較して、修正すべき点を確認していただけたらと思います。
応募方法
①登録アドレスもしくは登録IDもしくは登録氏名等の登録情報
②テーマ
テーマは自由、自分で問題を作ってもいいし、過去問をやってもいいです。
必要なら下記を参照してください。
字数は相談員試験に準じた1,000~1,200字とします。実の次数ではなく、改行等のスペースも含めます。20字×50行~60行。
③完成度はどの程度か
・・・何も見ずに書いたのか、じっくり考えて書いたのか、参考書を見ながら書いたのかという完成度に応じたチェックをしてみます
④どのような点をチェックしてほしいのか
・・・苦手な書き方や、文章の癖、自信がないところなど、チェックしてほしいところを重点的にチェックします。内容の正誤については、分かる範囲でチェックします。
⑤その他何か希望があれば
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