民法への心構え(例年と同じメッセージです)

ついに民法がやってきました。
本番での解答の順番を1から始めると、問題8までは比較的取り組みやすくストレスなく進んでいると思います。
どちらかというと問題8までがウォーミングアップのようなものです。
ところが、民法から始まる一連の消費者法の(正誤で×を選択)問題はストレス満載で一気に時間も費やしてしまいます。
後回しにすると泣きを見ることにもなりかねません。
特に民法は24年度から5問増えて15問になっており、気持ちが切れるかどうかの最大の関門になります。
難易度も高く、半分の正解でよしとするぐらいの気持ちでのぞむこともひとつの考え方です。
時間を使いすぎないように気をつけなければなりません。
民法が終わっても、消費者契約法、特定商取引法、割賦販売法が待ってます。
最大のがんばりどころでもあり、勉強部屋でも一番のがんばりどころです。
一人勉強ではつらい部分がありますので、この機会を逃さず、一緒に勉強していきましょう。

相談員試験に出題される民法の範囲はある程度決まっています。
決まっているといっても広いですが、過去問をやっていると、同じような問題や分野が出題されます。
といっても、意地悪問題としか考えられない問題もあり、それぞれの難易度は高いです。
ここで、奇跡的に高得点が取れるとかなり楽になります。
3割しかできなくても、ここは正解率が落ちる場所だと割り切ってください。
私自身も毎年やりますが、そんなに点数は取れません。
点数を稼ぐ問題と、耐える問題がありますので、民法は耐える問題だと考え、気を落とさずに、がんばりましょう。

民法にそんなに時間が取れないという場合は、アドバイザー試験対策本の民法分野と勉強部屋の過去問だけをやるという選択肢もありかなと思います。

民法の解説本は過去にも紹介しましたが、絶対おすすめしたいのが、法律の条文の解説本で、相談員になったときにも重宝しますし、私も現場でよく使った「口語 民法」です。字が大きい「大字版」をおすすめします。
毎年買う必要はありませんので、持ってない方は最新版を購入してください。

最新の法律は以下を参照してください。
私の解説でも条文はここからコピペします。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M29/M29HO089.html

口語民法 新補訂2版 大字

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図解による民法のしくみ 第7版

項目ごとに見開きで左が解説、右が図表入り解説なので分かりやすいです。
ただし、相談員試験に関連する部分=消費者法に関する部分は民法の中の限られた分野ですので、全部が必要というわけではありません。
民法の参考書は難易度が高いものばかりだったので、この本は分かりやすく必要な部分だけ勉強できるので正解でした。
勉強部屋の解説にも参考にしています。

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