勉強部屋の進め方について説明します。

基本的に1週間で1問解説していきます。回答数が5個の場合は早く進む場合もありますし、15個の場合は次の週にまたぐ場合もあります。
まず管理人は解説を作る前に、その問題を準備なしで解答します。特に時間は決めていませんが、そこそこ納得できるように考えます。
そして、答え合わせをして、間違ったところを、もう一度考えます。わからない場合は参考書等を見ます。
とりあえず、形だけは全問正解になるようにしますが、自信のない問題もあります。
この作業をしますと、頭が法律脳に変わっていきます。

そして、問題の解説を作成し始めます。
簡単な問題ですと1日で終わることもありますが、法律等の難問の場合は3日ほどじっくり考えることもあります。
また、受験生が学びやすいようなパターンを考え、出典のリンクも紹介します。
さらに、その分野での関連する事項や過去問で出題の多い問題などにも触れます。
そうして、1問が1週間で終了するのですが、かなりの手間がかかります。
今年からは仕事として昼間にできるので問題ありませんが、昨年までは夜中の2時までやったり、週末にまとめてやったりしていましたので、かなり限界でした。これが8月まで続くことになります。
特に、民法、消費者契約法、特定商取引法、割賦販売法のあたりは、かなり苦しいです。当然受験生の皆様も一番苦しい気合が必要な期間になります。
25年度問題解説一覧表のページを参考にしてください。

7月ごろになれば、問題に慣れてくると思います。
とにかく、続けることが重要です。
早く進んでもいいですし、勉強部屋のペースで進んでもいいですし、意地悪問題に抵抗しながらも、「また意地悪問題だ」とあしらえるぐらいに慣れてください。

ポイント
①最初は何も見ずに問題を解いてみてください。じっくり時間をかけてもかまいません。
②答え合わせをして、間違っていた問題を、もう一度考えてみてください。
③そして、参考書で確認してください。
④そこから勉強部屋の解説を読み進めてください。
※時間がなければ②③を省略してもかまいません
⑤解説をじっくり勉強するかどうかは各自の時間と学習能力の違いになります。40代以上は記憶力もなくなってきますので、場面が浮かぶようなパターンで作成することを心がけるので覚えてください。
※余裕がある場合は過去問にもチャレンジしてください。

択一問題を8月末ごろに終了すると、論文試験の勉強になります。
過去2年間、論文添削として希望者を募集し、原文と添削分を掲載しました。今回も論文添削を実施しますが、できるだけ多くの希望者に対応できるようにしようと思っています。
論文は例年2問出題され、テーマも話題になったものなので予想しやすいですが、昨年度に募集した新規テーマは「訪問購入」と「消費者教育推進法」の2つでしたが、本番試験でも同じ問題でした。添削事例もいくつか掲載したので、ラッキーだった受験者も多かったようです。

そのほか、会員限定の掲示板を設置しますので、質問したり、励ましあったりしてください。
周りに同じような受験生が少ないこともありますので、モチベーションを保つのに利用してください。

さらに、会員の多い地区で勉強会も開催できたらいいなあと考えています。

勉強部屋の特徴のひとつとして、管理人が1人でやっているということをあげています。
ほかの講座は専門の先生が交代で勉強しますが、ボリュームが多く、それぞれのレベルが高くて疲れてくることもあります。
私は平成22年度試験の受験者です。現場も知っています。
みなさんと同じ目線で勉強する一人の人間ですので、専門家ではなく、間違うこともありますし、わからないこともあります。
そういう場面はおそらく皆さんと共通でしょう。同じ価値観を共有できることは受験生のモチベーションにもなります。

スタートが遅れると追いつくのが大変です。
できるだけ一緒に勉強を始めてほしいと思います。

国民生活センターの過去問題のダウンロードページです
国民生活センターHP
http://www.kokusen.go.jp/
トップページ > 研修・資料・相談員資格 > 消費生活専門相談員資格認定制度
http://www.kokusen.go.jp/shikaku/shikaku.html
試験問題・解答
第1次試験 択一式試験問題と解答・論文試験問題
平成25年度試験問題・解答[PDF形式](406KB)
http://www.kokusen.go.jp/shikaku/pdf/13shiken_mondai.pdf
※平成21年度からの問題と解答がダウンロードできます。