10.次の文章の[ ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。
住宅に関わる問題です。住宅は相談現場でも事例が多く、自治体によっては、専門の住宅関連の相談窓口があるところもあります。
また、契約関連のトラブルは金額に関わるものも少なくないので、法律相談や宅建業協会を紹介することもあります。
今回の問題のように建築の完成に関わる法律関係の分野が出題されたり、登記簿謄本の読み方が出題されたりします。
24年度の問題の語群を見てみると、難しい用語が多く含まれています。私も少し引いてしまいました。
しかし、実はこの問題は語群の言葉に比べて非常に易しい問題となっており、点数を稼ぐことのできる問題です。
一字一句しっかり読んでいけば、一般常識的にも8割ぐらいは正答が自然に出てきます。
試験中盤で民法の直後ですので、気持ちがしんどいですが、しっかり集中することが大切です。
住宅に関連する法律等は限られてきます。
◎民法(瑕疵担保部分)
◎住宅の品質確保の促進等に関する法律
◎住宅性能表示制度
◎特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
宅地建物取引業法(法律の中身までは重要でない)
建築基準法(法律の中身までは重要でない)
いつものように語群を分類してみます。
・1.営業保証金 4.共済金 5.供託金
・3.完成保証 19.品質保証
・13.保険
・6.グレード 18.出来高
・7.建設業組合 9.建設業者 16.宅地建物取引業者
・10.構造耐力上主要な部分 17.耐火構造上主要な部分
・11.建築基準法 12.住宅の品質確保の促進等に関する法律 14.宅地建物取引業法 15.不動産登記法 20.特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
・2.瑕疵担保責任
・8.建設業法違反
こうして分類してみると、分けにくい語群がある一方で、選択できるものも少なくありません。しかも、どの空欄に選択すればいいのかも分かりやすくなっています。