18.次の文章のうち、正しいものには○、誤まっているものには×を、解答用紙の解答欄に記入 (マーク) しなさい。また、誤まっているものには、誤まっている箇所 (1ヵ所) の記号も記入 (マーク) しなさい。
【解説と解答】
⑥~⑨は消費者安全法の「事故」に関する問題です。すべて条文から出題されています。
⑥は「消費者事故等」の定義に関する問題です。
条文のとおりですので、⑥はすべて正解です。
⑦は「重大事故等」の定義に関する問題です。
条文のとおりですので、⑦はすべて正解です。
⑧重大事故の通知に関する問題です。
重大事故が発生したときと重大事故の発生の情報を得たときに内閣総理大臣に直ちに通知するものです。
重大事故は30日以上の治療期間を要することとありますが、その確定を待たずに、とにかく、重大事故になりそうなものは通知します。
その後、30日に達しない事故であることが分かった場合は、取り消したらいいことになります。
様子を見て30日を確認してから通知した場合、消費者庁から怒られることになりますので、とにかく直ちに通知だけはしておくことが重要です(現場の話です)。
したがって、⑧ははすべて正解です。
⑨は重大事故の拡大発生措置に関する問題です。
○が続いたので怪しく感じながら、結局は引っ掛け問題です。
条文にもあるとおり、いきなり命令が下るわけではなく、まず、勧告する。勧告したにもかかわらず必要な措置をとらなければ命令する、という通常の行政指導と同じような方法ですね。
したがって、⑨は㋒が不正解です。
簡単そうで難しい条文基本問題です。6割以上の正解を目指しましょう。