消費者法を全体的に学ぼうとした場合、適当な参考書はあまりありません。
詳しく書かれた書籍もありますが、専門書すぎて途中で挫折します。
個別の法律の解説書も多数ありますが、全部読むのもしんどいですし、そこまでの必要もないと思います。
2010年11月に出版されたばかりで、B5判・114ページ・2,310円(税込)です。
最大の特徴は、中学や高校の教科書のような内容です。
大学の専門書のような難解な言葉ではなく、「18歳から考える」とあるとおり分かりやすく書かれています。
歴史から、各法律の解説まで、理解できるような書き方ですので、消費者法についての理解が深まると思います。
なかなか適当な参考書が少ない中で、最新情報も含まれており、これはおすすめできます。
また、本文中に脚注が付き、すぐ横に解説があります。
そこには参考にした書籍などもあげられていますので知識を深めたい場合に参考になります。
ぜひ購入し、マーカーを引きながら読んでください。
消費者法のイメージがふくらんでくると思います。