平成22年度の問題は250問の択一選択式試験です。
試験時間は2時間30分でマークシート式です。
個別の問題を検討していく前に、全体的な傾向をみるために簡単に分類分けしてみました。
大量の問題数ですが、広い範囲をくまなく網羅しているという印象です。
そして、毎年のように同じような問題も出題されていることが分かります。

問題番号 問題数 解答の種別 問題の内容
1 10 選択穴埋 消費者問題の歴史
2 10 選択穴埋 消費者行政の歴史
3 6+4 選択穴埋 金融商品(国債・預金)
4 5 正誤(×選択) 経済用語
5 10 選択穴埋 環境問題
6 10 正誤(×選択) 食品・栄養・水質
7 5×2 選択穴埋 化粧品・ホルムアルデヒド
8 10 正誤(×選択) クリーニング
9 10 正誤(×選択) 法律・民法・契約
10 10 正誤(×選択) 約款・不当条項
11 5×2 選択穴埋 景品表示法
12 10 正誤(×選択) 訴訟
13 5 正誤のみ (事例)物干しざお
14 10 正誤(×選択) 消費者契約法
15 10 正誤(×選択) 特定商取引法
16 10 正誤(×選択) 割賦販売法
17 10 正誤のみ (事例)羽毛布団
18 5×2 選択穴埋 不動産登記簿・家賃取立て
19 10 正誤(×選択) 破産
20 10 正誤(×選択) 消費生活用製品安全法
21 10 正誤(×選択) 個人情報保護法
22 10 選択穴埋 標準旅行業約款
23 10 正誤(×選択) 製造物責任法
24 5×2 正誤のみ (事例)携帯電話・ネットショッピング
25 10 選択穴埋 金融商品(デリバディブ取引)
26 10 選択穴埋 保険

(備考)
正誤(×選択)とは、×の場合に3-5箇所の下線部から誤っているものを選択する問題です。従来は単純な○×だったのですが、平成20年度の試験から難易度が高くなりました。

・選択穴埋・・・10題 100問
・正誤(×選択)・・・13題 125問
・正誤のみ(事例問題)・・・3題 25問
※合計26問題で250問です。
※合格ラインは7割以上、1000点満点換算で700点以上(250問中175問以上)です。