景品表示法は大きく2つの規制で構成されています。
表示規制と景品規制です。
表示規制については頻出ですが、景品規制についても基本は押さえておいてください。
特にこの分野は社会的事件と連動しており、そのため規制強化がされます。
それが出題されることが多いので要チェックです。
ただし、問題自体は簡単なものが多く、常識的に判断できる問題も少なくありません。
点数を稼ぐ問題と思われます。
ただし、景品規制の問題が出た場合は、数字の2者択一の暗記物になりますので、試験前には簡単におさらいしておいてください。
なお、概要については消費者庁のHPで解説されています。
消費者庁HP
ホーム > 表示対策課
不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)
http://www.caa.go.jp/representation/index.html
ホーム > 表示対策課 > 景品表示法 > 表示規制の概要
http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/hyoji/hyojigaiyo.html
※この図は行政処分があったときに必ず参考用の資料として同時に公表されています。
ホーム > 表示対策課 > 景品表示法 > 景品規制の概要
http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/keihin/keihingaiyo.html
押さえるべきポイント
表示規制
①優良誤認
②有利誤認
③内閣総理大臣が指定する表示(新しいものから、特に有料老人ホーム)
※定義は必須
※具体的な事例とのあわせ技で出題されることが多いです。
※先に紹介した「表示規制の概要」の図を参照してください。
景品規制
一般懸賞、共同懸賞、総付景品の具体的な数字は残念ながら暗記するしかありません。
・一般懸賞
懸賞による取引価額 | 景品類限度額 | |
最高額 | 総額 | |
5,000円未満 | 取引価額の20倍 | 懸賞に係る売上予定総額の2% |
5,000円以上 | 10万円 |
・共同懸賞
最高額 | 総額 |
取引価額にかかわらず30万円 | 懸賞に係る売上予定総額の3% |
・総付景品
取引価額 | 景品類の最高額 |
1,000円未満 | 200円 |
1,000円以上 | 取引価額の10分の2 |
※出題された場合は数字が出る可能性が高いので覚えておく必要があります。過去問参照。