5.次の文章の[ ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

地球温暖化を抑制するためには、市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガス排出量を認識し、削減する努力を行う必要がある。自らの温室効果ガス排出量のうち努力をしても削減できない量の一部を、別の方法で埋め合わせることをカーボン・オフセットという。これには、太陽光発電、風力発電といった[ ア ]エネルギーの使用、エネルギー効率の良い機器の導入などの[ イ ]プロジェクトと、[ ウ ]や間伐などによる森林管理等の[ エ ]プロジェクトによるものがある。温室効果ガスの排出量の全量を埋め合わせる状態は、特にカーボン・[ オ ]と呼ばれる。

【語群】
1.削減 2.未利用 3.吸収 4.ニュートラル 5.固定化 6.バランス 7.植林 8.省エネルギー 9.再生可能 10.木材有効利用

解説

環境問題ですが、時事問題の傾向もあるので、常識問題として、ある程度の点数は取れます。穴埋め問題5個のパターンが多いです。
ただし、満点は難しいと思います。さらに、24年度のように0点でも仕方のない問題が出ることもあります。
基本的に6割は正解してください(5個中3個)。それに上積みできるようにしましょう。

  • 27年度 地球温暖化防止施策(カーボンオフセット制度)
  • 26年度 小型家電リサイクル法
  • 25年度 循環型社会・家電リサイクル法
  • 24年度 地球環境問題・会議
  • 23年度 環境問題小問5個
  • 22年度 地球温暖化防止施策

試験対策としては、過去問と同じ傾向と考えていいと思います。また、新しい環境施策があれば出題される傾向が高いでしょう。

勉強部屋の過去問対策で過去の制度はある程度カバーできるでしょう。
また、参考書であるアドバイザー受験対策本の過去問と関連するところを確認する程度でいいと思います。

ちなみに、27年度のポイントとしては、地球温暖化防止施策というだけでなく、もっと狭い範囲のカーボンオフセット制度のプロジェクトを知っていなければ高得点を取るのは難しかったかもしれません。