1)現在40代半ばですが、相談員になる年齢にどのくらいの人が多い(現役相談員の年齢構成として、どういう年代が多く、うけいれられやすいと思われますか?
2)相談員試験に受かったからといって、求人がすぐあるわけではなく、無職でも居られないですので、パートタイムの仕事を続けながら受験することになると思いますが、
相談員になりたいなら、年齢的なことも勘案し、求人があればすぐに試験を受けていったほうがいいか、
1~2年くらいは(アドや新試験の動向を見ながら)力を蓄えて受けたほうがいいか迷っています。
もちろん自分の実力や意欲と求人先の求めている人などの条件でも違うと思いますが、
管理人様からみて、首都圏(東京・神奈川)の相談員の応募者にこうであったらいいかもしれない、
という意見をお聞かせ願えますか?
質問1)回答
以下を参照してください。平成20年度調査ですが、現在でもほとんど変わっていないと思います。
消費者庁HP
ホーム > 地方協力課 > 地方消費者行政の現状
http://www.caa.go.jp/region/chihou.html
若い人には厳しい職業ですし、雇用が安定していないワーキングプアが現状ですので、このぐらいの年代が中心になるのはやむを得ませんね。本当は各年齢層にばらけているのが理想ですが現状は難しいです。
質問2)回答
相談員の実力は現場で身につくものです。いくら勉強しても机上の論理にすぎません。法律を厳格に適用するような相談は思ったほど多くなく、日常の事業者とのトラブルに関するあっせんが多いので、できるだけ早く就職して、実務力をつけることが、一番、力を蓄積できる方法です。すぐに行動をおこされることをおすすめします。
また、関東は相談員資格の保有率が高いので簡単には就職先が見つからない可能性もあります。レベルも高いのではないかと思います。なお、関東は報酬の高いところもありますのでアンテナを張り、国民生活センターの相談員募集の記事をこまめにチェックしてください。
国民生活センターHP
トップページ > 研修・資料・相談員資格 > 各地の相談員の募集
http://www.kokusen.go.jp/shikaku/s_saiyou.html
消費者庁HP
資料9 消費生活相談員の資格保有状況[PDF:196KB]
http://www.caa.go.jp/region/pdf/131120_shiryo9.pdf
首都圏に限らず、相談員には知識だけでなく、コミュニケーション能力が必要だと思います。
簡単そうで高いハードルです。知識は数ある研修や自力でも身につきますが、コミュニケーション力は研修自体があまりありませんし、自力で見につくことも難しいです。
コミュニケーション力の向上など現職相談員のスキルアップのためのサイトも管理運営していますので就職が決まったらぜひ連絡ください。