11.次の文章のうち、正しいものには○、誤っているものには×を、解答用紙の解答欄に記入(マーク)しなさい。また、誤っているものには、誤っている箇所(1カ所)の記号も記入(マーク)しなさい。

⑨ 消費者契約法第4条1項から3項までの規定による取消権は、㋐追認をすることができるときから6カ月間、または消費者契約の締結のときから3年のいずれかが先に経過したときに消滅し、行使できなくなる。「追認をすることができるとき」とは、取消しの原因となっていた状況が消滅したときをいう。具体的には、㋑誤認型では、消費者が誤認に気づいたとき、㋒困惑型では、消費者が困惑を脱したときである。
⑩ 消費者契約法は、㋐適格消費者団体の勝訴判決の効力を不特定かつ多数の消費者に及ぼすための特別の規定は置いていない。そこで、㋑適格消費者団体により差止請求権が訴訟において行使され、それにつき既に請求を認容する確定判決が存する場合でも、他の適格消費者団体は同一の事業者に対する同一内容の差止請求をすることができるが、㋒適格消費者団体は、事案の性質に応じて他の適格消費者団体と共同して差止請求権を行使するほか、差止請求業務について相互に連携を図りながら協力するように努めなければならない

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