9.次の文章のうち、正しいものには○、誤まっているものには×を、解答用紙の解答欄に記入 (マーク) しなさい。また、誤まっているものには、誤まっている箇所 (1ヵ所) の記号も記入 (マーク) しなさい。

① 法律は、伝統的に、公権力の行使に関して規律する㋐公法と、私的な法律関係を規律する私法とに大別されてきた。㋑民法や㋒製造物責任法は、私法に属する。
② 私法上の規定の中には、強行規定と任意規定がある。契約の当事者が、㋐強行規定と異なる内容の特約をした場合には、その特約は無効とされ、一方、㋑任意規定と異なる内容の特約をした場合には、原則としてその特約の方が任意規定に優先する。たとえば、㋒民法の定める危険負担の規定と異なる内容の特約は無効である
③ 契約法を支配する原則の一つに、㋐契約自由の原則があるが、その限界を画するものとして公序良俗がある。民法では、㋑公序良俗に反する事項を目的とする法律行為は無効とされている。㋒暴利行為は、公序良俗違反の一類型と解されてきた

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