クリーニングは相談現場でも商品に関する相談のトップになっているので、相談員にとっては必須の知識です。
現場にいれば日常的に使っている内容ですが、現場にいなければイメージがつきにくく難易度が高くなると思います。
また、年によって問題の難易度が違ってきます。簡単な一般論や法律であれば分かりやすいのですが、染色堅牢度などのJISの試験や規格までに出題が及ぶ場合もあります。
ただし、範囲は広いものの覚えることはある程度決まっています。
同じような問題が出るので、過去問をやっておけばある程度はカバーできます。
重要なポイントと24年度の試験問題
①(問題⑤)クリーニング賠償基準・・・事故が発生した場合にクリーニング店が責任がないことを証明、衣料品の種類と経過年数によって賠償額が決められている・・・易
②(問題①)クリーニング業法・・・平成16年(2004年)の改正クリーニング業法はすべて・・・易
③(問題②)家庭用品品質表示法・・・洗濯絵表示、品質表示、有害物質(ホルムアルデヒド)・・・普通
④(問題④)繊維の基礎知識・・・繊維素材による特徴・・・普通
⑤(問題③)クリーニングのの基礎知識・・・ランドリー・ドライ・ウェットのクリーニング方法の特徴と違い・・・普通
⑥JIS・・・染色堅牢度試験・・・難
24年度の試験は5問に減少していますので、前述した基本問題が中心でした。
ただし、少し迷う問題もあり全問正解とはいかないかもしれません。
詳しいポイントは、各問題の解説ページに書きたいと思います。