22.次の文章のうち、正しいものには○、誤まっているものには×を、解答用紙の解答欄に記入 (マーク) しなさい。また、誤まっているものには、誤まっている箇所 (1ヵ所) の記号も記入 (マーク) しなさい。
【解説と解答】
⑨
個人(自己)破産者の欠格事項です。
22年度と同じような設問です。
自己破産したらつけなくなる職業があります。主に、士がつく資格職やお金を扱う職業です。それぞれの職業に関する法律で欠格事項が定められています。
資格が制限される期間は一定に決まっているのではなく、免責決定がされたら欠格期間は終了します。破産法では「復権」といいます。
ということで、⑨は㋑が不正解となります。
このHPに対象となる職業一覧表が掲載されていましたので興味がある方は参考にしてください。
http://1st.geocities.jp/mochybooo/shikaku.html
⑩
個人再生手続は負債を減額させて債務を弁済していく制度ですので、この手続がされれば免責不許可となることはありません。
大きな特徴として、住宅ローンを払いながら住宅を保持できる住宅資金と区別条項があります。
個人再生手続を受けるには、債権者の半数以上が再生計画に同意するなどの必要があります。
したがって、⑩は㋒が不正解となります。
6割以上の正解を目指してください。