2次試験の面接の事例については、22年度版でも解説したところですが、具体的な事例についての勉強方法を紹介します。
今からコツコツ日々勉強すればポイントもわかってくるのではないかと思います。
参考資料は消費者庁の行政処分の報道発表資料です。
そこには、処分にあたって根拠となる法律(特商法○条など)とどのような事項が違反対象になるのかが明示されています。
特に、具体的な被害事例がこと細かにあげられています。
この事例は、まさしく面接で、「このような場合はどうしますか」「他にどんなことが主張できますか」などの突っ込み場面そのものです。
最近は行政処分も増加しています。
普通は行政処分にまでならないことが多いのですが、よっぽどの場合は公表されるので、かなりの被害の積み重ねがあったものと思われます。
そして、それらの事例は、まさしく最新事例に近いものなので、悪質商法により消費者がどのような被害にあっているのかという動きがわかるのではないかと思います。
公表資料を読み込むだけで、面接対策だけではなく筆記試験対策にもなります。
公表資料は消費者庁のトップページの日々の新着資料(報道資料)また取引対策課のページに掲載されています。
消費者庁HP
http://www.caa.go.jp/
ホーム > 取引対策課
公表資料
http://www.caa.go.jp/trade/index.html#m02
例として、3月23日に公表された「カニの電話勧誘販売に関する行政処分」の公表事例を紹介します。
詳細は公表資料を参照してください。
http://www.caa.go.jp/trade/pdf/120323kouhyou_1.pdf
概要の後に詳細な説明がありますので一部紹介します。
つまり、この事例では赤字の違反事項が4項目あります。面接の事例では基本的にはこれらのすべてについて突っ込まれると考えておいたほうがいいと思います。
カニ以外の事例では、不実告知などの場合もあるので他の処分事例を参照してください。
そして、公表資料には、いくつかの事例も公表されています。
その1つを紹介します。
事例はリアルでなまめかしいです。