4.次の文章の[   ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

【語 群】

1.電力料金 2.買いだめ 3.原油価格 4.百貨店 5.円高 6.加工食品
7.小さい 8.買い控え 9.スーパー 10.需要 11.所得 12.供給
13.サービス 14.大きい 15.コンビニエンスストア 16.円安

問題2 (前半部分)[ キ ]~[ コ ]

②経済産業省が発表した平成23年3月の商業販売統計(確報)によれば、業態別に見ると [ キ ] の販売額が前年同月比15.4%の大幅減少、[ ク ] の販売額も前年同月比1.2%の減少となった。これに対し、 [ ケ ] の販売額は前年同月比で9.1%の増加となった。これは [ ケ ] では非食品の販売額が前年同月比2割以上の増加になったほか、 [ コ ] の販売額が4.2%増加したことによる。

【解説と解答】

経済産業省が発表した平成23年3月の商業販売統計(確報)、そんなの知らないです。したがって、推測、常識で問題を考えます。
要するに、どこの業態の販売額が増減したかというのを、平成23年3月時点で考えたらいいわけです。
業態となれば、選択肢としては、「4.百貨店」「9.スーパー」「15.コンビニエンスストア」からの三択埋め込みですので1個間違えると2個以上間違えることになりますので慎重に選択してください。
[ キ ] の販売額が前年同月比15.4%の大幅減少
[ ク ] の販売額も前年同月比1.2%の減少
[ ケ ] の販売額は前年同月比で9.1%の増加→要因・・・非食品の販売額が前年同月比2割以上の増加になったほか、 [ コ ] の販売額が4.2%増加した
ニュース等でも聞いたことがあるかもしれませんが、素直に、「百貨店苦戦」「コンビニ好調」でいいのではないかと思います。
特にコンビニでは、「なか食」である惣菜やおかずや弁当も好調ですし、何よりも「たばこ」などの非食品が相変わらず好調です。
というニュースはよく耳にします。
ということで、[ キ ] は「4.百貨店」が、[ ク ]は「9.スーパー」が、 [ ケ ] は「15.コンビニエンスストア」が正解となります。
また、[ コ ] は「6.加工食品」が正解となります。コはこれしか選択肢はないですね、と思ってたら統計には「サービス」の売り上げというのもありました。

それでは、商業販売額の動向についての実際の統計を見て見ましょう。
経済産業省 HP
http://www.meti.go.jp/
商業動態統計調査
>>経済産業省ホーム>>利用目的から調べる[統計]>>統計>>商業動態統計調査
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html・・・最新統計
>>経済産業省ホーム>>利用目的から調べる[統計]>>統計>>商業動態統計調査>>統計表一覧>>確報
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/kakuho_2.html・・・過去統計

商業販売統計月報(平成23年3月分)

経済産業省経済産業政策局調査統計部
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/pdf/h2skall3.pdf

3.大型小売店販売額の動向
(1) 大型小売店の動向
平成23年3月の大型小売店販売額は1兆5115億円、前年同月比でみると、▲6.5%の減少となった。百貨店は5002億円、同▲15.4%の減少スーパーは1兆113億円、同▲1.2%の減少となった。
商品別にみると、衣料品は同▲20.7%の減少、飲食料品は同0.5%の増加、その他は同▲5.5%の減少となった。
なお、大型小売店の季節調整済前月比は、▲8.1%の減少となった。百貨店は同▲14.1%の減少、スーパーは同▲3.8%の減少となった。

4.コンビニエンスストアの動向
平成23年3月のコンビニエンスストアの商品販売額及びサービス売上高は、7116億円、前年同月比9.1%の増加となった。
これを商品別にみると、ファーストフード及び日配食品が2240億円、同1.8%の増加、加工食品が2021億円、同4.2%の増加非食品が2574億円、同22.2%の増加となったため、商品販売額は6835億円、同9.4%の増加となった。また、サービス売上高は281億円、同0.7%の増加となった。

解答一覧

キ→4、ク→9、ケ→15、コ→6

問題4は9問以上はとりたいです。