①
地球環境問題といえば、1997年のCOP3京都会議。定番の環境問題である「京都議定書」ですね。毎年、会議が開催されるごとに目標をどうするのか世界中でもめています。15年も前のことなので私もすっかり忘れてしまいましたが、いまだに話題になるほど強力な会議でした。目標は3%だったか6%だったか。完全に暗記物ですね。試験勉強しているのであれば「環境問題」には必ず必須知識になっているでしょう。そういえば、「チーム・マイナス6%」というキャンペーンに登録すれば、割引を受けられるので登録したような覚えがあります。このような自分の生活の断片から解答を導き出すことをできるのが常識力ですね。と思って「○」と考えたのですが落とし穴がありました。日本の数字が問題というのではなく、「一律」というところが問題で、実は国によって削減目標が異なるのです。というわけで、①は㋑が不正解です。最近の話だったら記憶にありますが昔の話は忘れてしまいました。ちなみに、2009年に鳩山政権が「チャレンジ25」という国民運動を開始しました。
②
平成11年の産業構造審議会における報告書「循環型経済システムの構築に向けて」という問題を読んだとたん、頭がくらくらしそうですが、これを知らなくても全く問題はありません。要は、その次にでてくる「3R]とは何かという基本問題です。「3R]とは、リデュース(Reduse)・リユース(Reuse)・リサイクル(Recycle)のことですね。リデュース(Reduse)は覚えにくいですが、ゴミを減らす・排出抑制のことです。リバース(Rebirth)は笑ってしまいますね。残り2つが有名なので知らなくても分かるのではないでしょうか。ということで、②は㋐が不正解となります。
③
循環型社会形成推進基本法では、環境基本法の理念に則り、循環型社会の形成について基本原則を定めている、という問題も②と同じように頭がくらくらしてきますが、問題の本質は簡単で、この法律を知っていようが知っていまいが、消費者基本法と同じ考えでいけます。すなわち、権利と義務です。やっぱり、国民には責務があるというのが最近の法律の流れですね。そう考えると、常識力で持って、③は㋑が不正解となります。