平成23年度の試験の結果が国民生活センターのHPで公表されています。
・申込者数 1,137人
・欠席者数 157人
・実受験者数 980人
・合格者数 249人
・合格率 25.4%
受験者数大幅減、それに伴い合格者数も大幅減ですね。
過去と同じく、合格率は25%前後です。
同じ時間で問題数が25問から20問に減少したのに、200点満点中125点以上(非公開ですが、みなさまのコメントをもとに推測)で合格ですので、合格者を確保するために合格ラインが下がった可能性もあります。
ちなみに、消費生活相談員養成講座が開催されたのは、東京・大阪・札幌・神戸・福岡の5箇所です。
東京都22人、愛知県19人、兵庫県16人、福岡県14人、千葉県13人がベスト5となり、昨年の半分です。
(昨年は東京都40人、千葉県30人、兵庫県26人、愛知県24人、福岡県23人がベスト5)
一方、福井県、山梨県、長野県は合格者なしです(昨年は、青森県、長野県)。
はっきりいって、終わってますね。
消費者行政や国民生活センターのあり方をめぐる混沌さが如実に現れていると思います。
問題の難易度が高いのですが、24年度の資格制度の見直し検討と共に試験制度も変わると思います。
ただし、あと1年は現行制度で同じ傾向ではないかと思います。
これでは、人材の確保にはほど遠いですね。
相談員という職業がそっぽを向かれています。
一般受験者が減っているかもしれないので資格自体の魅力もなくなっているのでしょう。
相談員を目指しているのでないならアドバイザーのほうがよっぽど実用的です。
1月15日付で資格が有効となります。
都道府県別の合格者の氏名は、1月24日(火)発売の月刊国民生活2月号に問題と解答とともに掲載されます。
国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/
平成23年度消費生活専門相談員資格認定試験結果
http://www.kokusen.go.jp/shikaku/pdf/11shiken_result.pdf
平成23年度
・申込者数 1,137人
・欠席者数 157人
・実受験者数 980人
・合格者数 249人
・合格率 25.4%
平成22年度
・申込者数 1,580人
・欠席者数 229人
・実受験者数 1,351人
・合格者数 359人
・合格率 26.6%
平成21年度
・申込者数 1,563人
・欠席者数 240人
・実受験者数 1,323人
・合格者数 354人
・合格率 26.8%