消費者関連の雑誌といえば、「月刊国民生活」がすぐに思い浮かぶと思いますが、一般消費者けの雑誌として日本消費者協会が発行している老舗の「月刊消費者」というのがあります。残念ですが、「月刊消費者」は販売不振のためにこの4月号で休刊となりました。
そして、もう一つ、「関西消費者協会」が発行している「消費者消費」という月刊誌(2・8月は休刊)があります。いろんな先生方からの投稿が中心で、突っ込んだ内容も書かれており、一般的なことしか書けない「月刊国民生活」よりも奥深い内容と思います。機会があれば読んでみてはどうでしょうか。ただし、入手は難しく一般書店では販売していません。関西消費者協会のオンラインショップで購入できますが、最寄の消費者センターが購入しているかもしれませんので見せてもらうという手もあります。

実は、この雑誌に「試験勉強」の資料があります。
それは「消費者関連資格に備える レッツ・スタディ!キーワード!!」です。

消費者関連のキーワードが毎回解説されています。
特に、5月号は「消費者問題・歴史編(1940~1970年代)」が掲載されており、まさしく、消費者問題や消費者行政の歴史が一目で分かりますので大いに役に立ちます。

また、5月号から「誌上レッスン 小論文に強くなろう!」という連載が始まりました。
消費生活専門相談員や消費生活アドバイザーなどの資格取得を目指す人のために、小論文の書き方のコツを、実際の添削例などを通じて、わかりやすく学んでもらう誌上講座となっています。
相談員の論文対策にもなると思います。
しかも、添削希望者に対して、論文を公募しています。公募者の中から「添削例」を選定して7月号で掲載することになっています。
この機会に、応募してみるという勉強方法もあります。
論文課題は「私が考える消費者被害の未然防止とは」。400字以内、締め切り5月15日です。

消費者情報の入手方法はHPを参考にしてください。
関西消費者協会
http://kanshokyo.jp/hp/
消費者情報
http://s-joho.jp/
オンラインショップ
http://shop.kanshokyo.jp/