前回は金融商品のことについて書きましたので、21年度に出題された金融商品に関する出題の過去問を取り上げたいと思います。
出題形式は10問の選択穴埋めです。

選択できる語群を先にあげておきます。
10個の穴埋めに対して20個の選択肢があります。
選択肢をみるだけで、どんな問題なのか。何を求められているのかが想像できます。
あまり聞かない言葉もあるので、悩ましいですし、一つ間違えると芋づる式に間違ってしまう可能性もあります。

語群

1.断定的判断提供 2.貸金 3.執行回収可能性 4.債務不履行 5.納得義務
6.国内商品先物取引 7.消費者契約法 8.不法行為 9.意向実情原則
10.誤情報提供 11.金融商品販売法 12.破綻可能性 13.請求認容可能性
14.特定商取引法 15.説明義務 16.投資信託 17.適合性原則
18.金融商品取引法 19.訴訟提起可能性 20.ロコ・ロンドン貴金属取引

この20個の選択肢には、4つの法律や、不法行為・適合性原則など、語群をみるだけでも、幅広い知識が必要だということですよね。
また、ロコ・ロンドン貴金属取引という話題になった問題も含まれています。

次回は具体的に問題を見ていきます。