ハンドブック消費者は消費者庁が出版している本です。
くらしの豆知識が一般の消費者向けなのに対して、こちらは詳しき消費者行政の政策などが網羅されています。
くらしの豆知識が毎年出版されるのに対して、こちらは重要な節目に出版されます。
今回は消費者庁の創設などの節目にあたり2010年版が作られました。
それまでは2007年版でした。

内容は消費者政策の歴史から、各法律の改正状況や消費者トラブルの事例、さらに法律の条文まで掲載されています。
この本だけでも一つの参考書となりますので、是非手元においておくことをおすすめします。

内容を目次でざっくり紹介します。

Ⅰ.我が国の消費者政策
[1]消費者問題の推移と消費者政策
[2]消費者基本法
[3]消費者庁・消費者委員会の創設
[4]「消費者基本計画」の概要
[5]消費者政策の推進体制
Ⅱ.各分野における消費者政策
[1]消費生活全般
1.消費者契約法
2.不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)
3.約款
[2]情報の収集・発信、分析・原因究明の体制
[3]食品
[4]医薬品・医療機器等
[5]工業製品等
1.製品安全4法
5.家庭用品(家庭用品品質表示法)
[6]特定商取引等(訪問販売等)
[7]金融商品等
[8]消費者信用取引
[9]不動産
[10]インターネット等取引
[11]その他
[12]公正かつ自由な競争の促進
[13]国際的な連携の確保のための枠組み
[14]環境の保全への配慮
[15]被害の拡大防止、救済と苦情処理・紛争処理
[16]消費者教育・啓発活動
参考資料

試験範囲とも重なる部分が多いので、この項目から膨らませる勉強方法もあります。
製品安全4法や約款などの取り上げられにくい分野についても解説されています。

消費者庁のHPよりダウンロードすることができますが、本のほうが見やすいので、是非購入してください。
「ハンドブック消費者2010」(消費者庁) http://www.caa.go.jp/adjustments/handbook2010.html

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