法律の条文をしっかり読み解くことが大切です。
難解な書き方をしていますが、読み込むと、意外に面白いものです。
面白いと思えるレベルにくれば、ステップアップです。
法律自体は関係省庁に全文が掲載されており、概要をまとめたものや逐条解説もあります。
プリントアウトをするのもいいのですが、各法律の逐条解説の本を購入し、マーカーや書き込みをしながら使い込んでいくこともおすすめします。
また、相談現場で消費者庁に質問したときなど、逐条解説の○○ページをみてくださいといわれることもあります。
この逐条解説は,、新たに法律が制定されたときや、大きな改正があったときに出版されます。
たとえば、特定商取引法の逐条解説は21年度版が最新版ですが、その前は16年度版です。
職場に共用の本があるかもしれませんが、個人で購入するほうが勉強になります。
いや、高価だからこそ勉強しなければというモチベーションにつながります。
ちなみに、逐条解説とありながら、全く理解できない解説も多数あります(単に理解力がないだけかもしれませんが)。
消費者契約法、特定商取引法、消費者安全法、割賦販売法の4つの法律の逐条解説がメインとなります。
①逐条解説消費者契約法第2版(2010年05月発売) 3,990円(税込)
②特定商取引に関する法律の解説(平成21年版)(2010年02月発売) 3,465円(税込)
③逐条解説・消費者安全法(2010年10月発売) 3,990円(税込)
④割賦販売法の解説(平成20年版)(2009年10月発売) 4,725円(税込)
資格取得だけが目的の場合は必要ないかもしれませんが、資格取得後または現在、消費生活センターに勤務する方には必要かもしれません。
逐条解説(書籍)というページにまとめていますので参考にしてください。
⇒ https://soudanshiken.com/room2012/book-kaisetsu
また、書籍ではなく、
「電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律」(平成13年6月29日法律第95号、平成13年12月25日施行)の逐条解説
が経済産業省のHPに掲載されています。
電子契約の操作ミスの取り消しに関する法律で平成13年当時に問題になっており現在でも現場で頻繁に活用されています。
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0002246/0/011225denshikeiyaku.htm
そのほかにも、金融商品取引法や金融商品販売法の逐条解説もあります。
試験には必須の知識ですが、どこまで勉強するのかは個人個人ですね。