10.次の文章のうち、正しいものには○、誤っているものには×を、解答用紙の解答欄に記入(マーク)しなさい。また、誤っているものには、誤っている箇所(1カ所)の記号も記入(マーク)しなさい。

① 消費者契約法は、㋐事業者の一定の行為により消費者が誤認し、または困惑した場合に消費者に取消権を与え、また、㋑事業者の損害賠償の責任を免除する条項その他の消費者の利益を不当に害することになる条項の全部または一部を無効とする規定を置くとともに、㋒消費者が事業者等に対し損害賠償請求をすることを認める規定を置いている。
② 事業者は、㋐消費者契約の締結について勧誘をするに際しては、消費者の理解を深めるために、㋑消費者の権利義務その他の消費者契約の内容についての必要な情報を提供するよう努めなければならない。これに対して、消費者は、消費者契約を締結するに際しては、㋒事業者から提供された情報を活用し、消費者の権利義務その他の消費者契約の内容について理解するよう努めるものとされている
③ 消費者契約法第4条第1項2号が規定する断定的判断の提供とは、㋐将来における価額等の変動が不確実な事項を確実であるかのような決め付けた判断を提供することをいう。㋑「絶対に」とか「必ず」という文言を伴う必要はない。「予想する」とか「絶対的でない」という趣旨の文言が挿入されている場合は、一応断定的判断の提供といえないが、㋒言葉の表現だけをみるのではなく、説明全体の趣旨をとらえる必要がある

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