7.次の文章の[ ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。

問題7[ ア ]~[ オ ]

クリーニング事故賠償基準では、洗たく物について事故が発生した場合は、その原因がクリーニング業務にあるかどうかを問わず、クリーニング業者が被害者に対して補償することとしているが、クリーニング業者がもっぱら[ ア ]により事故が発生した事を証明したときは、本基準による賠償額の支払いを免れることとなっている。また、クリーニング事故賠償基準による賠償額は、物品の[ イ ]×物品の購入時からの経過月数に対応して別表に定める[ ウ ]により算定するが、客が洗たく物を受け取った後[ エ ]を経過したとき、または、クリーニング業者が洗たく物を受け取った日から[ オ ]を経過したときは、クリーニング業者は本基準による賠償額の支払いを免れるとしている。

【語群】

1.6カ月 2.90日 3.他の者の過失 4.補償額 5.購入価格 6.製品の欠陥 7.再取得価格 8.1年 9.補償割合 10.使用上の問題

クリーニングの問題は大きく分けて、①「衣料品(繊維製品)の品質やクリーニング方法の特徴」と②「クリーニング業法等の法律関係」と③「クリーニング事故発生時の対応」という3つの分野に分けられています。①については少し専門的で暗記物や難問もあったりします。②は平成16年のクリーニング業法の改正と家庭用品品質表示法が対象です。③の問題は相談現場でクリーニング事故を何件か受ければ日常的な業務と同じなのでやさしいです(といっても相談件数の少ない地方や新人は経験がないかもしれませんね)。今回は③の問題で、かつ基本ばかりなので簡単です。しかし、現場を知らない一般の受験生にとってはまったく聞いたことのないことばかりので難問になります。現職と一般の差が激しく大きくなるのがクリーニングの問題です。ただし、出題パターンは同じなので、過去問をやれば同じような問題が出題されてることがわかると思います。この3つの要素が全部詰まったのが昨年度の問題でした。また、今後、クリーニングの洗濯表示のISOへの変更が話題になってくるでしょう。
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