20.次の文章の[ ]の部分に入れるのに最も適切な語句を、下記の語群の中から選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。
【解説と解答】
今回の問題は穴埋7個で、非常に簡単です。特に法律に詳しくなくても一般知識で回答できますし、試験終盤の時間帯で突如簡単な問題になったのでケアレスミスさえしなければ全問正解できます。
問題文は説明文のように感じますが、ほとんど法律の条文から抜粋されているものです。
[ ア ]と[ イ ]は第16条にあるとおり、[ ア ]は 「11.本人の同意」、[ イ ]は「9.利用目的」が正解となります。
[ ウ ]と[ エ ]は第27条にあるとおり、[ ウ ]は「5.目的外」、[ エ ]は「1.利用の停止」が正解となります。
もし、「訂正」という選択肢があった場合にケアレスミスしないように気をつけてください。
[ オ ]と[ カ ]は同意を得ないで目的外で利用することができる例外として第16条第3項に4つ定められています。具体的な事例は個人情報の保護のHPの「個人情報保護法の早わかり」にまとめられていますので、それを読めば常識的にも考えることができると分かります。
ということで、[ オ ]は「4.法令に基づく場合」、[ カ ]は「7.公衆衛生」が正解となります。
最後の[ キ ]は利用目的の変更ですが、全く異なる目的には利用できませんが、類似の目的には利用できることを第15条第2項に規定されています。
したがって、[ キ ]は「13.相当の関連性」が正解となります。
類似した選択肢に「6.因果関係」があり、試験終盤の時間が少ない中で直感的に選択してしまう可能性もありますが、集中してケアレスミスしないように注意してください。
消費者庁HP
個人情報の保護
http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/
旧国民生活政策 > 個人情報の保護 > 個人情報保護法の早わかり
http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/about.html
■事業者の方へ
本人からの同意を得なくても個人情報を提供できる場合は、どのような場合ですか?
法令に基づく場合等は、例外として本人の同意を得なくても提供できます。
→〔本人からの同意を得なくても個人情報を提供できる場合(例)(PDF)へ〕
http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/20060228reigai.pdf