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相談員協会発行の受験対策テキスト(2019年度改定新版)(2017年3月改訂版)は実際に使えるか?

2019年度改定新版を購入しました

おすすめはしておりませんが、購入を希望する場合は全国消費生活相談員協会のホームページから

全国消費生活相談員協会HP
トップページ > 出版物・DVDのご案内 > 受験対策テキスト

消費生活相談員資格試験受験対策テキスト
お待たせしました 改訂版発売開始!
受験対策には必携の冊子です。是非、お買い求めください。

平成31年3月に改訂3版を発行いたしました。
消費者問題入門 消費生活相談員資格試験受験対策テキスト3冊セット(3冊ともA4版)
3冊セット 価格 5,940円(本体価格5,500円+税)
(送料・払込手数料は別途)
編集・発行:公益社団法人全国消費生活相談員協会

http://www.zenso.or.jp/plsh/juken.html

2017年3月改訂版を購入したときに書いた記事です。基本的には変わってません

では、相談員試験のテキストとして試験合格のための参考書として使えるのか?という疑問について私の個人的な考えを述べたいと思います。

A4テキスト約200ページが3冊分で約600ページ、読めない。読む気がおこらない。途中で挫折する。細かすぎる。文章が長い。という、へたれな私の感想です。みなさまはそんなことないかもしれませんが。

結論としては、多くの一般受験生にとっては、残念ながら試験対策用のテキストとするには適していないと考えています。

このテキストで勉強するのが適している受験生

このテキストのレベル

私は70点を目指す勉強でいいと考えています。

このテキストの半分以上は試験には必要はないと思います

経済の分野で考えてみます ⇒ 過去問対策が一番のテキスト

経済分野の相談員試験は過去問対策で十分です。繰り返し同じような問題が出ていますし、勉強部屋の過去問解説でもポイントを強調していますので、他の分野の勉強に時間を回してください。

(例)平成28年度の経済問題

平成28年度試験の問題24の経済問題で市場競争メカニズムや公共財といった言葉が出てきて一見難問ですが、一般常識で穴埋めできるレベルです。また、「価格弾力性」が「大きい」か「小さい」かという2択問題は過去にも頻出な勉強ポイントになっているのは既に知られていることです。

解説が長い

漏れがあってはいけない

テキストを読めば試験問題が正解できるわけではない

試験勉強・過去問勉強で分からないところを調べる用の参考書にする

もし、使うとすれば、過去問対策しているときに苦手場分野や分からない分野があれば、テキストを開いて確認する。このような使い方になるでしょう。3冊セットで5,940円ですが、最終的にほとんど読むことはなく新品のまま残ってしまう可能性があります。安心料として購入しておく分にはかまいません。

過去の会員の感想

この対策テキストを何度も勉強して合格された会員もいますし、結局、あまりの膨大な量に、手が出ずに終わってしまった受験生もいます。個人の考え方次第です。

このテキストは「消費者問題」を勉強する優秀なテキストです

テキスト作成の目的が欲張りすぎたのは仕方がないこと

なぜ、そのようなテキストなのか?

一番最初2013年版のテキストはA5版で3冊合計約800ページで一部過去問解説もはいっていました

この2013年版のテキストについて書いた過去記事はこちらです。

【過去記事】2013年版 全国消費生活相談員協会の対策テキスト

紙のテキストと勉強部屋の解説との大きな違いはリンク

リアルな試験対策講座は参加したほうがいいのか?

⇒ 相談員協会の試験対策講座は参加したほうがいいのか?