『2次試験(面接)対策』は特に大きな変更はないので、基本的に毎年同じ内容の記事になります(面接体験報告は毎年更新)。

  • かなりの情報を一般公開していますので、例年、多くの非会員の受験生にも閲覧していただいています。
  • 非会員の受験生からも、今後の受験生のために、2次試験の体験談や合否点数報告に協力いただけたらうれしいです。
  • また、来年度以降の受験生に勉強部屋をおすすめしていただけたらと思っています。

2019年度 2次試験(面接)対策 目次

  1. 2019年度 2次試験(面接試験)対策の基本事項(一般公開)
  2. 2019年度 2次試験(面接試験)対策のまとめ(会員限定)
  3. 事例問題のケーススタディ(一般公開)
  4. 2次試験対策 過去の面接体験報告(超貴重)
  5. 28年度試験(新試験1年目)の管理人の2次試験受験報告(一般公開)
  6. 消費生活相談員のためのスキルアップ講座【相談対応の流れと必要なスキル】(一般公開)

2019年度 2次試験(面接試験)対策の基本事項(一般公開)

https://soudanshiken.com/room2019/2019-mensetsu-kihon

  • 2次試験(面接試験)の内容
  • 2次試験の面接日時
  • 受験要項の試験内容抜粋(新試験制度の28年度試験と同じ)
  • 2次試験対策として何をすべきか
  • 2次試験対策限定会員の受付

2019年度 2次試験(面接試験)対策のまとめ(会員限定)

https://soudanshiken.com/room2019/mensetsu-matome

2次試験(面接試験)の内容は基本的に4つの項目 ※面接時間は約15分

  1. 志望動機や心構え・資格を取ろうと思った理由
  2. 事例問題(メイン)1~2問⇒基本的には1問
    製品事故、ネガティブオプション、訪問販売、特定継続的役務、マルチ商法、訪問購入、未成年者取り消し
  3. 最近の消費者問題・気になる消費者問題
    ・【頻出】入学金返還訴訟
    ・最近の出来事の一覧(消費者情報より、国民生活センター公表資料より)
    ・最近の消費者問題【30年度追加分】(別途まとめています)
    ・最近の消費者問題【30年度試験までのバックナンバー】(別途まとめています)
  4. 【重要】消費生活センターの役割
    ①「業者から何の権限で相談員がでしゃばるのかと言われたら」
    ②「行政が消費者の味方ばかりして公平を欠くと言われたら」
    ③「相談員はどんな資格を持っているのかと言われたら」
    ④「相談者から相談員に対して不満や叱責を受けたら」

事例問題のケーススタディ(一般公開)

https://soudanshiken.com/room2019/mensetsu-casestudy

本来は会員限定の記事ですが、いつも勉強部屋を活用していただいている受験生にも役に立つように一般公開します。

2次試験対策 過去の面接体験報告(超貴重)

面接では、面接官に助けられたり、圧迫面接に感じたり、個人個人によって、微妙に異なるニュアンスが伝わります。
かなりの数の報告が蓄積されていますので、どこにもない貴重な情報です。
知っているだけでも、安心して2次試験に臨むことができます。

2次試験のリアルな報告コメントを紹介します(会員専用)

会員以外の方用のサンプルです

25年度試験の報告コメント

二次試験行ってまいりました。会議室のようなところに通され、面接官は年配の男性と女性の方でした。

最初、現在の仕事の内容と受験動機を聞かれ、またどのように勉強したか聞かれました。

次に、事例問題に入りました。事例問題は1問だけでした。「知り合いに、ある場所に誘われ、複数の人に囲まれて会員になることを勧められ入会し、化粧品を 買ってしまった。」という事例でした。私は、マルチ商法だと早合点し、クーリングオフの要件や消費者契約法の要件をあげ、それぞれ確認すると説明しました。 面接官の方から、マルチ商法でなかったらどうですかという質問があり、訪問販売の要件ををあげ、確認すると説明しました。面接官の方は、始め訪問販売を検討し、次にマルチ商法という順番を想定されていたようです。また、孫会員ができても解約できますかという質問もありました。

次に、業者から何の権限で相談員がでしゃばるのかといわれたらどうしますかとか、行政が消費者の味方ばかりして公平を欠くといわれたらどうしますかという質問もありました。やはり相談員も行政なので、心情的には相談者のほうに偏りつつも、中立な立場で消費者と事業者の間に立つ必要があるとおっしゃりたかったようです。最後に、面接官の方から頑張ってくださいと励まされ終了しました。

管理人さんの二次試験対策を読んだおかげで、事前に二次試験の様子がわかり落ち着いて対応することができました。管理人さんどうもありがとうございました。


28年度試験(新試験1年目)の管理人の2次試験受験報告(一般公開)

2次試験(面接試験)

  • 受付スタッフからA4ファイルに挟んだメモ用紙を渡されました。
  • 今回は小さめの部屋でした。
  • 面接官は2人で、「最初と最後」の担当と「事例」の担当に役割分担

相談への心構え

  • 仕事のことを聞かれたらどう答えようかと悩んでいましたが、仕事のことや動機などは一切聞かれず、いきなり「相談員として相談を受けるときの心構えは?」との質問から入りました。
    ⇒「相談者に寄り添って対応すること、不安な気持ちで電話をかけてきているので丁寧に対応し心を開いてもらうようにする」⇒「他にありませんか?」⇒「きちんと相談内容を聴き取ること」
  • 軽いウォーミングアップのような感じ
  • おそらく、仕事の内容を聞かれたりする受験者もいるので、受験願書の内容によって、判断している可能性がある。

事例「健康食品の送りつけ商法」(やさしい事例)

  • 面接官が変わり事例問題
    「面接官が相談者と想定して、どのように対応したらいいのか助言してください?」のパターン
  • 事例は「60代の女性に対する注文した覚えのない健康食品の送りつけ商法」という簡単な事例でした
  • 受け取ってしまったが解約できるか?⇒ネガティブオプションの説明
    2週間経過すれば自由に処分できるが、業者に連絡して返品したほうがややこしくならなくてよい。着払いで送ることになると思う。
  • 「覚えがないといったけど、もしかすると電話であいまいな返事をしてたかもしれない」がそのときはどうしたらいいのか?⇒電話勧誘販売のクーリングオフ8日間⇒期間が過ぎていたら?⇒契約書面をもらってますか?⇒もらってない⇒クーリングオフが始まっていないので期間が過ぎていても大丈夫
  • 家族が一部商品を食べてしまったが解約できるか?⇒あまり考えたことがなかった視点なので、どう答えようか迷う。⇒一部食べてしまったとしても解約できます。ただし、食べた分について料金を支払えといわれるかもしれないので、業者と交渉することになる。と回答すると「悩ましいですね」とコメントしていただけたので助かり。どちらとも取れる答え方をしたのがよかった。(ピンチはココだけ)
    【正しい解答】は、食べてしまうと追認したことになるので契約が成立してしまう可能性がある。未使用分については状態により返品可能。(←この論点については調べたけどあまり出てきませんでした・・・民法の取り消しによる原状回復義務の適用か)。さらに、事情を話して全部解約交渉をする。
    ちなみに、弱気になると支払わせるでしょうから消費者センターに間に入ってもらい交渉。もしかすると消費者センターでは食べたから難しいといわれるかも。しつこく強引に自主交渉する。
  • 「今後また同じようなことにならないようにするには?」⇒「再勧誘の禁止」「同じような電話はたくさんあるので電話の前に「断る」紙を貼っておく」「代引きなどでお金を払ってしまうと返してもらうのが難しくなるので、お金は支払わないこと」「宅配業者に持って帰ってもらうこと」「何かあれば、すぐに消費者センターに相談してもらうこと」

最近の消費者問題?(消費者庁の地方移転)

  • 面接官が変わり、最後に質問「消費者庁が地方に移転するという話があるがどう思うか?」⇒この問題は前々から思っていることがあったので、私の思うところを2つ説明。1つ目は「徳島県自体が消費者問題で盛り上がっているとはいえない」。2つ目は「タテ割り行政を打破するために創設されたので、関係省庁が近くにあり、何かあったときにすぐに対応できるように、今のままが良い。テレビ会議があるとはいっても緊急時に迅速に使いこなすのは難しいのではないか」

そのほか

  • 平成22年に受験したときの事例も、一人暮らしの大学生の子どもに宅配を装って勧誘した新聞販売員と新聞契約した、というやさしい問題でしたが、今回もやさしい問題になりました。
    ちなみに、同じ時間帯に受験した人と話をしましたが、訪問販売の浄水器でクレジット契約をしているという特商法と割販法が出てくる難易度の高いバージョンでした。
  • 電車の中で、法律適用条件などを復習しながら行ったのですが拍子抜けでした。
  • そうはいえ、私だからすらすら答えれたもので、一般の受験生なら、電話勧誘販売や、契約書面がない、再勧誘の禁止、などは出てこないかもしれませんね。最後に「何かあれば、すぐに消費者センターに相談してもらうこと」という締めくくりで終わりよし。

消費生活相談員のためのスキルアップ講座【相談対応の流れと必要なスキル】(一般公開)

消費生活相談スキルアップ講座(https://soudanskill.com/)での連載記事です(今は更新停止)

現職相談員向けに運営していたサイトで、平成23年に作成したものです。なお、コンテンツは当事作成したままのものですのでご了解ください。

詳しくは「消費生活専門相談員資格試験の勉強部屋」のメインまとめサイトを参照してください。

相談対応の流れと必要なスキル(現職相談員向け情報)

https://soudanshiken.com/soudan-manual

内容

  • 【知識とコミュニケーション能力】
  • 【バランス理論を理解し、相談現場でのコミュニケーションに活用する】
  • 【相談対応の流れと必要なスキル】(1)相談受付・対応
  • 【相談対応の流れと必要なスキル】(2)事業者との交渉
  • 【相談対応の流れと必要なスキル】(3)相談者への報告