9.次の文章のうち、正しいものには○、誤まっているものには×を、解答用紙の解答欄に記入 (マーク) しなさい。また、誤まっているものには、誤まっている箇所 (1ヵ所) の記号も記入 (マーク) しなさい。

⑪ 多数取引の画一的処理のため、あらかじめ定型化された契約条項を、一般に約款という。約款は、㋐消費者契約においてのみならず、事業者間契約においても用いられることがある。約款が当事者を拘束するための要件および法的根拠については議論があるが、判例には、保険契約における約款に関して、㋑「約款による」との顧客の意思が推定されるとしたものがある。㋒民法には、約款の条項の意味が多義的であるときは、約款作成者の不利な意味で解釈されるべき旨の明文の規定が置かれている
⑫ 特定の目的物の売買において、その目的物に隠れた瑕疵があったときは、買主は、民法の瑕疵担保の規定に基づいて、売主に対して損害賠償の請求をすることができるが、㋐売主に帰責事由がなかったときはこの限りではない。瑕疵のために契約をした目的を達することができないときは、買主は、㋑契約を解除することもできる。これらの権利は、㋒買主が瑕疵を知った時から1年以内に行使しなければならない

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